『SAKELAVO Camera』

こんにちは。アプリソムリエの今井安紀です。
先日スーパーのワイン売り場をフラフラしていたら、『SAKELAVO Camera』なるアプリを発見しました。バーコードをスキャンするだけでワインの味をチャート化・マップ化したデータで見せてくれるとのこと。現在赤・白・ロゼ・スパークリングで3,200本以上がデータ化されており、そのデータは全て科学検査にかけた内容をもとに表示されているとのことで信頼度も高そうです。
ワインの味わいってラベルの説明だけではいまいちピンとこないことも多いので、店頭でダウンロードして色々なワインで試してみました。

※記事はプロモーションが含まれています。記事で紹介した商品・サービスを購入すると、売り上げの一部が還元されることがあります。

バーコードで読み取るだけで簡単にワインの味がわかる!

『SAKELAVO Camera』はバーコードを読み取るだけで簡単にワインの味わいを視覚で知ることができるので、新たなお気に入りワインとの出会いが広がりそうなアプリです。
『SAKELAVO Camera』の案内がある店舗では、このアプリに対応しているワインがたくさん取り扱われています。ついつい色々なワインのバーコードを読み取っては、知っているワインとチャートを見比べたりして新しいお気に入りワインを開拓してしまうんです。
もちろんそれ以外の店の商品でも、『SAKELAVO Camera』に対応しているワインであればデータの表示は可能です。

お酒の味わいデータの表示は、「バーコード」のタブをタップして、スキャン画面からバーコードを読み取るだけなのでとても簡単。スキャン読み込みの時間がとても早いので、店頭でのワイン選びの際もストレスがありません。画像がブレてしまっているのは、読み込みの速さゆえ何回やってもこんなスクショしか撮れなかったためなんです。
ちなみに、該当商品がない場合は、右のスクショのようなJANコードの案内が出ません。自宅にあるアメリカで購入したワインのボトルをスキャンしたところ、非対応で全く反応しませんでした。

マップとチャートで味わいがわかりやすい!

店頭にある気になるワインを読み込んでみました。
味わいマップでは、甘口か辛口か、軽やかか濃厚でコクがあるかの2つの軸で味わいがマッピングされています。この「シャトーマルス甲州オランジュ・グリ2019」は、軽やかで甘口寄りの味わいだということがわかります。

少し下にスクロールすると、味わいマップの位置ごとの詳しい説明が書かれています。
このワインはブドウの甘味をしっかりと感じられ、すっきりとした味わいのビギナー向けワインということがわかりますね。
さらに、味わいチャートでは、白ワインは5軸の味わいを科学的な数値からグラフ化したものが表示されています。このワインのチャートは「シャープで軽やかな味わい」に比較的近い形になっています。この味わいマップと味わいチャート2つの説明があると、ボトルの裏を読むよりも、より具体的に味をイメージできますね。

赤ワインの場合は、チャートの軸が5軸から6軸に増えます。渋みは確かに赤ワイン独特のものですもんね。
このワインはラベルに猫がいてすごく気になったもの。ワインはラベルが魅力的なものが多いですが、好みの味じゃなかったら悲しいですよね。『SAKELAVO Camera』があればアプリで大まかな味わいを知ることができるので、ワインのジャケ買いも怖くなくなります。

気になるワインを色々スキャンしてみました

サクサク動くことが分かったので、私が好きなワインや、気になっているワインがどんな風にマッピングされるのかをスキャンして見てみました。

ロバート・モンダヴィは実際にワイナリーにも行ったことがある、カリフォルニアワインの中でもお気に入りのワイン。最近は白ワインが好きなので、まだ飲んだことのないプライベートセレクションのシャルドネをスキャンしてみました。この黒いラベルのモンダヴィは、ちょっとお値段お高めなので失敗したくない。

味わいマップを見てみると、ほぼ中央にあるため、甘すぎず、辛すぎず、さっぱりしすぎないという印象です。辛くなればなるほど、さっぱりしすぎよりもコクも欲しくなるので、バランスが良さそうで飲んでみたい……!
味わいチャートの方は、5軸のバランスが良いので「まろやかでなめらかな味わい」と書かれています。めっちゃ気になる。今度飲んでみよう!ってまんまとアプリのおかげで飲みたいワインが増えています。

次は、最初のロックダウンの時にZoom飲みのお供によく買っていた「フロンテラ・モスカート」です。モスカート(マスカット)のワインなのでとっても香りが華やかで甘く、飲みやすくて好きなんです。よく飲んでいたワインで味がわかっているものだからこそ、マップでどこに来るのかが気になりました。

マップを見てびっくりしたのが、意外にも「軽やか」側に全振りされていた点です。ハチミツみたいに甘く、モスカートだからかなり香りが豊かだし、濃厚の方にマッピングされるかと思いきや、逆でした。白で「甘口で濃厚」にマッピングされるのは、デザートワインや貴腐ワインとかなのかもしれません。味わいチャートも意外とシャープ寄りの結果で驚きました。
知っているワインの味わいマップと味わいチャートを見てみるの面白いです。

ロゼも試してみました。
「マテウス ロゼ」は母が昔愛飲していたということで教えてもらったワインです。ロゼなので見た目が可愛いプラス、味も飲みやすいです。ほんのり微発泡なところも良い。ボトルの形が変わってて丸っこいのも可愛い。久しく飲んでいなかったので「どんな味だっけ?」とスキャンしてみたところ、味わいマップでは中央あたりにマークされていました。

中央あたりにマッピングされているロゼワインは、程よい甘味と果実味のバランスが良い王道のロゼワインなのだそうです。確かに飲みやすかった記憶はありますし、万人受けするという結果にも頷けます。ロゼワインの味わいチャートは、白ワイン同様5軸で表されます。久々にこのワインも飲んでみたくなりました。

迷ったら「基準の赤ワイン」「基準の白ワイン」で味を知ろう

マップで示されても、スタンダードなワインの味を知らないから選べない!という方もいらっしゃると思います。『SAKELAVO Camera』の会社では、世界各国4,000種類のワインの味を科学的に分析し、味わいマップの中心点となるように醸造した「基準のワイン」というものを作ってしまったんです。世界初の「味の物差し」となる「基準のワイン」をもとにマップを見ると「このワインはもっと甘いのか!」「このワインはもっとすっきりなんだ」などと味の想像が付きやすくなりますね。
また、「基準のワイン」の味わいをもとに「もっと辛口が好き」「もっと濃厚なものが好き」などと自分の好みを知ることもできるでしょう。

『SAKELAVO Camera』のシステムは日本酒にも対応しているので、今後日本酒の味わいチャートも対応していく予定とのこと。
ブックマーク機能や履歴などがあるとさらに使いやすくなるので、機能の拡充に期待したいです。

SAKELAVO Camera

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