『Dispo – Live in the Momen‪t』

こんにちは。アプリソムリエの今井安紀です。
Clubhouseがリリースされた時「招待制SNSがもしかしてくる?」なんて言われていましたが、次は写真の招待制SNSが登場!
『Dispo – Live in the Momen‪t』というアプリなのですが、この写真SNSは、このアプリで撮影した写真のみを載せられるSNSになっています。使い方がわかりづらいとの声が聞かれたので、今回はその使い方も合わせてご紹介します。
「Dispo」の名前はインスタントカメラの英語の呼び名「disposabole camera」が由来です。撮れる写真もインスタントカメラっぽくてエモいのでぜひ記事の下の方に載せた作例も見てみてください。(余談ですが英語で「Instant camera」はポラロイドやチェキのような、撮影直後に現像が自動で行われる写真が撮れるカメラのことだけを指します。)
そして、現像は毎日AM9時だけという「写真を見るのに待たされる上に出来上がるまで仕上がりがわからない、インスタントカメラのようなエモさ」も魅力です。

招待は電話番号を利用してのSMSから。スタートのムービーもなんかエモい。

『Dispo – Live in the Momen‪t』のアプリ自体はアプリのDLのURLからインストールすることができるのですが、利用は招待がないとできません。
招待は電話番号を使ってSMSを送って行います。私はアプリ仲間の津田マリリンさん ( https://twitter.com/marilyntsuda )から招待を送ってもらって登録することができました。
私はアプリをインストールした状態でこの招待を受け取ったのですが、SMSのリンクの部分をタップするとアプリがいきなり立ち上がり、紙袋が現れました。これどんな仕組みでジャンプするようになっているんだろう……!
インストールがまだの状態で受け取った人は、リンクからダウンロードページに飛べるのでアプリをダウンロードして開きましょう。

ここからオープニングムービー的な演出が始まり、紙袋が倒れたと思ったらカメラが出てきました。出てきたパッケージをよく見ると「DISPOSABLE DIGICAM」の文字と、フィルムが入っています。ムービーのワクワク感の演出がたまらないので、ぜひこれから使う人はしっかりこの部分も楽しんで欲しいです。

オープニングが終わると、使用するための情報を登録していきます。登録方法は、まず最初に招待の確認のために電話番号を入力します。国際電話用の電話番号を入力した方がスムーズで、日本の場合は、「+81」の後に、電話番号の最初の「0」を除いた電話番号を入力します。
確認ができたら、プロフィール作成のためにまずユーザーネームを決めましょう。

その後、『Dispo – Live in the Momen‪t』でできることの説明が案内されます。
意訳すると、
1. 画像の撮影
写真を撮影して、ロールにシェアすることができます。撮った写真は全てあなたのライブラリーに保存されます。
2. エンジョイ
写真が準備できるのは次の日の朝9時だから、その時に教えます。

続いて、
3. シェア
ロールは公開と非公開どちらかに設定できます。どちらでも友達を招待することができるようになっています。
とこんな感じの説明になっています。
説明を読んだら早速プロフィールを整えます。写真を設定し、Display Nameで表示名を設定、Bioで自己紹介的な文章を入力します。Bioは文字数制限が意外とすぐにきたので、簡潔にまとめるようにしましょう。

写真を撮ってみよう!ロールを使いこなしてテーマごとに見やすく。

設定が終わったら、カメラのアイコンをタップして撮影画面を開いて撮影してみましょう。
カメラ画面のファインダーはめっちゃ小さいです。ここからしか確認できないので細かいところまでケアするの、正直無理なんですがそれがまたインスタントカメラっぽくて良いのです。
一応ファインダー部分の上にある虫メガネアイコンがついたガリガリと回す部分でズームは多少なり可能です。ファインダーの右にある丸い緑のボタンを押すと、シャッターが切れます。
撮影はフラッシュをONにしておくと写りがインスタントな感じになり、よりエモさが増してオススメです。
そして右側に「No rolls selected」とあるのですが、ここを設定しておくと、あらかじめどのロールに写真を入れるかを最初に設定しておくことができます。

カメラ画面の「No rolls selected」の部分をタップするとロールの選択画面が現れます。最初は自分のロールもないし、参加しているロールもありません。なので右上の「+」アイコンからロールを作成します。
ロールは名前を設定して、非公開(Private)か公開(Public)かを選択、右上の「Create」をタップするだけでできあがりです。

ロールができあがると、左のスクショのように「Shooting to」のところにロールが表示されるようになります。ロールが増えたり、参加しているロールが増えると右のスクショのように色々なロールが表示されるようになります。今から撮る写真のテーマが決まっている場合には、ここで追加したいロールを選んでおくと現像と同時にロールに入るようになります。特にテーマが決まっていない場合には「My Library」だけにしておいて、後からロールに移動させることもできます。

ロールをセットした状態の撮影画面です。ロールは複数個セットさせ、1枚の写真を現像と同時に複数のロールに入れることが可能です。早速何枚かテストで撮影してみましょう。
ロールを全部外したい時には、ロールの部分の下にある矢印のアイコンをタップするとセットされたロールをゼロにすることができます。

「Library」では自分の撮った写真を管理できるようになっています。
写真を撮影すると、画面下の写真のタブから開ける「Library」において一番上の部分で次の朝9時に現像される写真の枚数が表示されるようになります。そして、その下は時系列で今まで自分が撮った写真を見ることができるようになっています。
今まで撮影した自分の写真は個別に見ることができ、そのメニューから「Add to Roll」を選択することで好きなロールに追加することができるようになっています。

ロールを使いこなす!ロールに参加したり、フォローしてつながろう。

使い込んで思うのは、『Dispo – Live in the Momen‪t』はロールの仕組みが基本になっているSNSと言っても過言ではない気がしています。なのでここからはロールについて掘り下げていきます。
自分が関わるロールは3種類あり、
・自分の作ったロール
・自分が参加しているロール
・参加はしていないけれどフォローしているロール
この3種類を画面下のロールのアイコンから見ることができるようになっています。
ロールのフォローは各ロールに「Follow」のボタンがあるのでここから行います。参加については後述します。
『Dispo – Live in the Momen‪t』では人をフォローしただけではその人の投稿を見ることができず、その人が参加している、もしくは作ったロールをフォローするか、自分も参加することでしか写真をタイムライン的に見ることができません。そしてタイムライン的に見るのに使うのがこのロールのタブになります。

自分の作ったロールと参加しているロールは名前の変更や説明の変更が可能です。
ロール画面の右上にあるフィルムロールのアイコンをタップすると詳細が出るので、そこから名前の部分をタップすると名前の変更、説明の部分をタップすると説明の入力ができます。
詳細画面の右上にはQRコードがあるので、そこからQRコードをシェアすることでロールに参加するメンバーをSNSで募集することが可能です。
非公開のロールに参加して欲しい場合や直接ユーザーをロールに招待する場合には、ユーザーのページから「Invite to」と書いてある部分をタップすることでロールへの招待が送られます。

私も皆が参加できるようなロールを作ってみました。
一つは「Cats」そう、猫の写真が集まるロール。単純に私が猫をたくさん見たくて作りました。
もう一つは「Enjoy your life」というロール。何気ない日常を楽しんでいたり、小さな発見を撮ってシェアすることで人生の「ちょっとした楽しい」を皆で分かち合えたらと思って作りました。
いずれも自由に参加できるので、ロールの画面の右上からQRコード読み込みを立ち上げ、この画面を読み込んでもらえればと思います。

私のこともフォローしてね!

わかりにくいことが意外と多い『Dispo – Live in the Momen‪t』の使い方をここまで説明してきました。よかったら私今井安紀のアカウントを『Dispo – Live in the Momen‪t』を利用している人はフォローしていただけたら幸いです。
アカウントの検索はプロフィール画面の左上の虫メガネアイコンからできるようになっています。

エモかったり、予想もしなかった写りになったり……?こんな写真が撮れます。

最後に『Dispo – Live in the Momen‪t』の作例やこんなことが起こるよっている例をいくつか載せてみます。
まずはお花の写真。最初の方でも「フラッシュを焚いて撮るのがオススメ」と書きました。フラッシュを焚くとこんな風にインスタントっぽさが増してエモい雰囲気に仕上がります。

トゥシューズの写真。これ、実は上下逆のつもりで撮っていたのに仕上がりはこうなっていました。時々『Dispo – Live in the Momen‪t』は上下や縦横がおかしくなります。そしてアプリ内での回転は不可能です。これも不便さ故のエモいっちゃエモい的な風情が出て面白いです。

パーラー大箸のドッグバインミーを頬張る私。インカメラでもフラッシュONにして撮ってみました。顔はバキッと明るくて硬めの写り、周りの明るさが落ちているあたりその効果が出ているのではないでしょうか。

そしてまさかの写りの写真ができました。マークシティの通路からガラス越しにスクランブル交差点を撮影。撮影した時の本来の明るさはこちら。このスクショ、たまたま撮っていたのですがファインダーの向こうは昼間ですよね。でもでもなぜか……

こんな風に写っていました。びっくり!こんなにギャップのある写り、実際のインスタントカメラでもなかなかないと思います。こんな予想外の仕上がりの写真が上がってくるのも『Dispo – Live in the Momen‪t』の面白さだなと強く感じ、ますますハマっています。

肩の力が抜けた写真をたくさん見られること、ゆるくつながれる気楽さ、そしてどんな写真になるかわからない面白さに出来上がった写真のエモさがたまらない『Dispo – Live in the Momen‪t』、使ってみてわかる良さもあるので、招待をもらった人はぜひ色々撮ったり、お気に入りのロールを見つけたりしてみてくださいね。

Dispo – Live in the Momen‪t
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Androidは開発中だそうです。