【備忘録】Dino Science 恐竜科学博に行って、ARアプリでみなとみらいに恐竜出現させてみた※2023年開催情報追記あり

先日滑り込みで、横浜で開催されていた『Dino Science 恐竜科学博』に行ってきました。もう会期が終わってしまったので備忘録にはなってしまうのですが、とにかく素晴らしい展示だった&会場出てからもアプリで楽しめる仕掛けがあって本当に満足感が高かったので記録として残しておこうと思います。

本当は時勢が時勢だしと見に行くのを半ば諦めていたのですが、色んなタイミングが重なり横浜に行く用事ができて、パシフィコ横浜に足を運ぶチャンスができたので行ってきました。

横浜に足を運んだ詳しい経緯はこちら

引き寄せって本当にあるんだって草生やした話|今井安紀|note

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Dino Science恐竜科学博が2023年夏に復活!

2021年夏に約20万人を動員したDino Science恐竜科学博が多くのリクエストを受けて2023年夏に復活します!

会期は2023年7月21日(金)〜9月12日(火)、場所は六本木の東京ミッドタウンです。
毎日18〜21時はパシフィコ横浜にはなかった、照明演出などが変わるナイトミュージアムを実施するそうです。

前売り券などの詳細は、アソビューから見られます。
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きっかけは『バイリンガルニュース』の恐竜くん回

『Dino Science 恐竜科学博』に行きたい!と思ったのは、大人気Podcast『バイリンガルニュース』で、ゲストに恐竜くんが来ていた回を聞いたことがきっかけです。恐竜くんは、恐竜を専門とするサイエンスコミュニケーターで、恐竜展の企画・監修からトークショー、体験教室にイラスト制作まで恐竜にまつわることで大変活躍している方なんです。確か5年くらい前にもバイリンガルニュースに出ていてとっても面白かったのを記憶していて、今回もワクワクして聴き始めたら、なんと大きな恐竜イベントを横浜でやるとのこと。そしてその内容の興味深いこと。なぜ今回ララミディアという大陸に絞って展示したのかという理由、満身創痍の恐竜について、今回来日していた世界一美しくて現時点で一番完全なトリケラトプス「レイン」の全身実物化石のことなどなど……!恐竜くんの恐竜に対する愛と熱意もものすごくて、「これは絶対に素晴らしいやつだ……!行きたい!」と思ったのです。何より強く思ったのが「レインに会いたい」と。レイン、めっちゃ惹かれる。

この回のPodcast、『Dino Science 恐竜科学博』見られなかった方でも本当にわかりやすいし、興味深いし、知的好奇心をくすぐられる内容になっているのでぜひ聞いてみて欲しいです。恐竜くんさん、時々ブラックなこと言ったりするし、「恐竜の話、だいたい軸がティラノサウルス」的なところとかほんと笑えました。私ももう一回聞く!

バイリンガルニュース (Bilingual News) 474. 特別編 恐竜くん 08.12.21

Apple Podcast
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9-bilingual-news/id653415937?i=1000531788359

Google Podcast
https://podcasts.google.com/feed/aHR0cHM6Ly9iaWxpbmd1YWxuZXdzLmxpYnN5bi5jb20vcnNz/episode/MTlmODJjNzgtYWI0YS00MzQxLWEyZTAtYmU5ODZlZjUwMTYw?sa=X&ved=0CAUQkfYCahcKEwjI8sLgroXzAhUAAAAAHQAAAAAQAQ

詳しい視聴方法はこちら
https://bilingualnews.jp/podcastpage/

視聴用アプリ

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バイリンガルニュースの公式アプリからも聞くことが可能となっています。
文字起こし(有料)等のコンテンツも便利です。

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入場はスマチケでペーパーレス

『Dino Science 恐竜科学博』は時間指定制のチケットで、入場はアプリで簡単にできました。
今回採用されていたのは『e+(イープラス) チケット・ニュース・スマチケ』の「スマチケ」というチケット方式。

「スマチケ」を利用すれば、『e+(イープラス) チケット・ニュース・スマチケ』にチケットをダウンロードしてスマホを利用してイベント等に入場できます。
私が買った時は『Dino Science 恐竜科学博』公式サイトのチケット情報からジャンプしたのでブラウザで購入→アプリにチケットダウンロードの手順で利用したのですが、直接アプリからチケット購入もできたみたいです。
コンサートやライブのほか、美術展や各種博物館の入場チケットが結構スマチケ対応しているので、「ふらっと何か見に行きたくなった時にこのアプリでイベント探して行っちゃう」なんて使い方もできます。

入場はスマホで完結するので、チケットを忘れた!バッグの中のどこにあるかわかんなくなった!なんてことにならないのがとっても良い。何人かで行く時には、友達のスマホにチケットを事前に送ることも可能。電子チケットってここが便利ですよね。

入場時はチケット画面を表示して、係の人の指示に従って操作するだけで簡単に入場できました。(画面は入場済みになっていますが、未使用の時も大体同じような感じでした。)
今までもJリーグ観戦や一部の美術館ではペーパーレス入場を利用してきましたが、紙での発見が必要ないってやっぱり便利。

e+(イープラス) チケット・ニュース・スマチケ

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今までにない視点の恐竜博に恐竜への愛を感じた

今回の『Dino Science 恐竜科学博』は、今までの恐竜展とは違い、ある時代のある場所にフィーチャーし、恐竜が生きていたその環境が伝わるような展示にしたとのこと。言うなれば、動物園でいう環境展示的な感じ?
とはいえ、恐竜展に行くこと自体が初めての私は、今までの恐竜展がどのようなものかを知らず。バイリンガルニュースで恐竜くんが話していたのは「恐竜展は分類で分けて展示していく」らしい。「ここは肉食のコーナー!」「ここはティラノサウルスの仲間と親戚!」「ここは草食!」みたいな、図鑑っぽい分け方で展示していくってことなのでしょう。確かに、動物園とかも「ネコ科のコーナー」「サルのコーナー」って分類で分けて、実際には全然違うところの出身の生き物が並んでいたりするもんね。確かにそれでは、その生き物が自然ではどうなのかは伝わりづらい。
今回は、皆よく知っているティラノサウルスやトリケラトプスが生きていた、白亜紀後期、現在の北アメリカ大陸の西側にあたる「ララミディア大陸」にフィーチャーしての展示だったので、名前を知ってる化石がたくさん出てきそうだなとワクワク。

会場の内部マップはこんな感じ。ZONE 1では地球の大陸の変化をデジタル地球儀で見られたのですが、こんなに大陸って変わるの?!!とまずびっくり。地球の歴史もざっくり復習。

ZONE 2では、中央に大きな恐竜の標本が。

「ゴルゴサウルス」という恐竜なのだそう。最初ティラノサウルスかと思ったら違った。でも同じティラノサウルス科とのこと。
この「ルース」と名付けられたゴルゴサウルス、実は腫瘍があった形跡があったり、骨が折れてくっついた痕が残っていたりと満身創痍。そんなところまで化石って残ることがあるんですね。すごい。

そして、このZONE 2ではルースの周りを囲むように、たくさんの解説コーナーがありました。充実しすぎてて写真などほぼ撮らず、じっくり解説を読み込みまくり、ここだけで1時間近くいた疑惑ある。

その中に、バイリンガルニュースで話題にしていてみたかったものが。

お年寄りになったティラノサウルスの模型です。
バイリンガルニュースのMamiちゃんが「癒し」って言ってたけど、本当にこのフォルムと顔つきは縁側のおばあちゃんっぽくて癒されました。かわいい。

ZONE 3では「フィールドツアー」と題し、子供のトリケラトプスがララミディアの森を探検するというテーマでの展示が行われていた。その展示方法は、ただ化石標本を展示するのではなく、まるで動いているようなポーズで展示。そして生き物が生きていたであろう環境を恐竜くんがリアルなイラストで再現したパネルと共に展示するというもの。パネルを見てから標本を見ると、言うなれば骨だけなのにものすごい躍動感と、「あぁ、この子達生きてたんだな」というのを感じました。
子供のトリケラトプスの標本は、最新の研究と技術からわかっていることを総合して再現したものだそう。今ってそんなこともできるんだ。見る方に集中して写真撮ってないけど。

翼竜のケツァルコアトルス。飛んでいる姿の化石が一般的なんだろうけど、あえてこのポーズにしたのだそう。かーなーりでかい。パネルに「飛んでると影ができる」的なことが書いてあったのも頷ける。そして飛んでない姿、バランスが絶妙に気持ち悪い。しかも多分この姿勢でカタカタカタカタ結構なスピードで地面走ってたと推測されるってバイリンガルニュースで言ってたぞ?怖すぎる。でもこの怖さを感じる展示は、ポスターに書かれていた「あの日、恐竜は、生きていた」を感じさせるのに十分だった。

世界初公開の新種のモササウルス。がおー!感がすごい。潜っていてこんなのに来られたら気絶するわ。予想通り、この時代の海の頂点捕食者。
名前を見て、最初強そうだし「猛者?」と思ったけど、発見された場所の近くのマース川のラテン語表記を用いたとのこと。由来、猛者じゃなかった。

それにしてもレポート書くと思ってなくて、全然写真撮ってない。
他にもダコタラプトルっていう奇襲型のハンター恐竜に追われるダチョウ恐竜の様子がめっちゃリアルだったり、未命名のクイナ科の鳥類が飛んでいる様子の標本があったりと、そこに生命の営みがあったことが思い浮かぶ展示でした。子供トリケラトプスが歩く姿が時々壁に影で映ってた演出も可愛かった。

ZONE 4は「白亜紀体験ツアー」と題した、超大型CGシアターでの白亜紀体験コーナー。
最新の研究を元に再現されたララミディアは自然が豊かで、きっと弱肉強食はあれど、古の生き物の楽園だったであろう雰囲気がありました。
映像はもちろんのこと、揺れや風の感じがとてもリアルで、さすがSony Presentsのエキシビジョン。あと、飛んでいるケツァルコアトルスのCGを見て、ちょっとだけ「手懐けて背中に乗って飛んでみたい」と思った。さっきキモいって思ったくせに、飛んでいる姿はやはり魅力的だ。

そしてシアターを抜けて、ZONE 5。
そこには……

世界一完全で美しいトリケラトプス「レイン」の実物化石!

レイン、いたーーーー!

1番のお目当てを目の前に、まるで生きている生き物相手かのようにこう思ってしまった。同時に、今目の前にいるレインは標本ではなく本物の化石なんだって思うと、本当に恐竜って生きていたんだなとまたも感じ、泣きそうとも違う、なんとも不思議な気持ちになりました。何千万年後に自分が化石になってこんな風に展示される自分について、レインは何を思うのだろうか。また、今現在の地球にレインは何を思うのだろうか。色々思うところがあった。感じたことは何かの形にしたいから、しっかりと別のところに書き留めておくことにする。インスピレーションをたくさんくれたレインありがとう。

前から見たレイン。
今回の『Dino Science 恐竜地球博』のキービジュアルのポスターのような、優しい顔をしていたのだろうなんて勝手に想像する。そういえばレインはオスなのかメスなのか、どっちなのだろう。ポスターはメスのイメージだったけど。

最初と逆サイドからもじっくり見る。
いやぁ……綺麗。造形として美しい。生き物って素晴らしいな。
レインの実物を日本に連れてきた恐竜くん本当にありがとう。

そしてその奥にはティラノサウルス「スタン」の標本!
ちょうど「レイン」とバトルしているような構図で展示されていました。

これまた「がおー!」感のあるポーズでの展示。多分何かで肉食恐竜の標本は見てるんだけど、こんなに躍動感のあるティラノサウルスの骨格標本初めて見た!かっこいいけど、こんなのに追いかけられたらたまったもんじゃない。

そして、レインは皮膚まで化石として残っているのだ。皮膚って残るんかい。本当に条件が良い、奇跡の化石なのだろうというのは素人でもよくわかった。

本当に素晴らしい解説と、見せ方と、化石や標本のポージング設定と、会場のストーリーの組み立て方とで、恐竜が生きていた時代にお邪魔させてもらったような気分になりました。同時に、このエキシビジョンを通じて、恐竜くんや、関わった色々な方の恐竜愛を感じました。すごかった。同時に、恐竜は絶滅しているわけで、今の地球について、命について色々と考えるところもありました。

そして、

会場を出てからもまだお楽しみがあったのです。

XR CHANNELでみなとみらいに恐竜が現れた?!

『Dino Science 恐竜科学博』では周辺イベントとして、街の奥行きを認識するARアプリ『XR CHANNEL -3DマップAR-』ともコラボ。アプリで周辺の景色を読み取ると、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル周辺にARで恐竜を出現させられたんです!(現在は終了)

『XR CHANNEL -3DマップAR-』は、特定の位置に行き、アプリで周辺の景色を読み取ることで街中にARコンテンツを出現させて楽しめるアプリです。
建物の形等を読み取るアプリの特性上、夜間は動作しないため、使えるのは、明るい時間だけだそうです。

『Dino Scicence 恐竜科学博』のコンテンツをタップすると、このような説明画面が現れました。パシフィコ横浜の隣にある、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの近くで使えたのは下のコンテンツ。
『XR CHANNEL -3DマップAR-』は位置情報を使用し、イベント開催エリアの中にいないと右のような表示になります。ちょっと離れたところから試そうとしたらこうなりました。

利用可能エリア内に入ると、ARコンテンツをダウンロードできます。ダウンロードが終わったら、早速遊んでみましょう。

画面に動かし方の指示が出るので、それに従って操作します。
近くにぶつかりそうな人がいない場所で行いましょう。

読み込みが終わると、目のアイコンでこっちに向けてという指示が出ます。「Look Here」のところまで行くと……

うん、なんか位置がずれてる。笑
でも音も含めて質感とかめっちゃリアルなんですよこれ。

カメラは写真とビデオ両方撮影することができます。ちゃんと音声まで収録されてた!

動画だと、こんな感じになります。
縦だと細かいところまで映るので、皮膚の質感とかまで伝わります。

何回か試したけど、やっぱり位置がちょっとずれる……。
そして横向きには操作表示が対応なのですが、横向きにした方がそれっぽくなることが判明。言われてみれば、チラシの『XR CHANNEL -3DマップAR-』の案内のスマホ、横向きだった。

撮影してみました。ちゃんと対戦してる感があります。

動画撮ってみたらめっちゃリアル……!
ZONE 5が現代に蘇ったらこんな感じなのでしょう。かっこいい。

XR CHANNEL -3DマップAR-

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充実の内容で本当に勉強になったし、楽しんで恐竜の生きていた時代や環境に触れられて最高の時間でした。恐竜くん、素晴らしいエキシビジョンをありがとうございます!
本当は会期中にこの記事をあげるべきだったのだろうけど、いかんせん行ったのがギリギリすぎた。
グッズや公式図録は記事公開時点ではまだ売っているのでよかったら見てみてください。
図録だけ読み込んでも相当楽しいと思います。

公式サイト

Sony presents DinoScience 恐竜科学博 〜ララミディア大陸の恐竜物語〜

https://dino-science.com

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