『にゃんトーク』で実家のMocoが何を言ってるか翻訳したかったのに

この子あんまりおしゃべりじゃない上に、「特技:サイレントニャー」みたいな子なんですよねぇ……。
それでもちょっとだけ鳴いて録音することができたので、使い方も含めてレポートします。
果たして『にゃんトーク』はMocoの鳴き声を正しく翻訳できたのでしょうか?

使い方

『にゃんトーク』はアプリに猫の鳴き声を聞かせるだけで、猫が何を言おうとしているかを翻訳してくれるアプリです。どこまでの正確さがあるのかは正直謎ですが、猫は猫なりに、それぞれ自分の単語を持っているそう。自動翻訳や調整を行うことで、その猫なりの単語をアプリが学習し、より精度の高い翻訳結果が出るようになるそうです。

使い始める際にアカウント登録が必要です。iPhoneの場合にはメールアドレス、Apple ID、Googleアカウント、Facebookアカウントから登録方法が選べました。『にゃんトーク』のデベロッパは日本の企業ではなく、大きな日本支社がある会社ではなさそうなので、SNSログインでは安全性が心配という方はメールアドレスでアカウントを作ることをオススメします。
アカウント登録ができたら、次に猫を登録します。写真、名前、性別、年齢を登録すればOKです。

猫の鳴き声の翻訳は、「翻訳」タブをタップすると翻訳機能画面が出てくるので、猫が鳴き出したらその画面でボタンをタップするだけでOKです。長押しすると自動翻訳となり、バックグラウンドでも猫の鳴き声の認識は継続するので、鳴いている間に他のアプリを触っていてもOKです。

Mocoが全然鳴かないので、仕方がないから自分で鳴き真似してみた

自動翻訳の場合には、このように画面下の方に翻訳内容が出るようになっています。
単発で翻訳する場合には、しばらく録音したのち、右のスクショのように翻訳結果を提示されます。間違っていると感じる場合には「翻訳結果を編集する」で翻訳結果を変更することも可能です。

実際の猫で試してみた

Moco近影。カメラがお気に召さないらしく、この表情。

使い方がわかったところで、実際の猫で試してみたい!ということで実家にいるMocoさんに協力を依頼しました。
しかし、

鳴かない。まー鳴かない。

元々あんまりおしゃべりじゃない上に、いわゆる「サイレントニャー」が特技みたいな子で、声を出さずに鳴いてくるんですよこの子。今回実家に行った時も10発はサイレントニャーされました。

※補足※サイレントニャーとは

「サイレントニャー」とは、その名の通り、声を出さずに「ニャー」の顔だけで鳴く猫の仕草のことを言います。鳴くフリをして気を引いている説など、色々な説がありますが、有力なのはサイレントニャーは実は鳴いている説です。
人間が聞き取れる高音は聞き取れる高音は約20kHzまでと言われていますが、猫は60〜65kHzまでの高い周波数の音を聞くことができるそうです。そのためサイレントニャーは、人間が聞き取れていないだけで猫的には超高音で鳴いていると考えられています。甘えている時の猫の鳴き声は一般的に高音になる傾向があるため、最大級に甘えていたり、最大級に可愛い子ぶっている時にサイレントニャーをしている可能性が高いです。言われてみると確かに、Mocoも甘えモードの時にサイレントニャーになっています。

唯一録音・翻訳できたのがこちら

『にゃんトーク』で唯一録音・翻訳できたのがこちらの音声。
めちゃくちゃ可愛い声で鳴いてるでしょ?(姉バカ)

この時は自動翻訳ではなく、通常の翻訳を利用しました。出てきた結果は「なでなでして」だったのですが……この結果を母が一蹴。時間的にご飯前の空腹時で、キッチンの周りをうろうろしているシチュエーションだったため、「ご飯まだ?お腹すいた!でしょ?これは」とのこと。唯一翻訳できた猫の鳴き声が、まさかの明らかに間違っていたなんて。

翻訳結果が明らかに違う時には、先程の画面で「翻訳結果を編集する」をタップして内容を変更することができます。あとから編集する場合や、自動翻訳の内容を編集したい場合には「履歴」からの変更も可能です。このように、明らかに違う結果が出た場合には都度修正することによって、翻訳の精度をあげることができるようです。
「履歴」では、翻訳した猫の音声を聞くことができるので、うちの子の鳴き声に外出先でも癒されたい場合にこの履歴を開き、再生して癒されちゃうなんてこともできます。

猫は複数登録することができるので、自宅の猫の他に近所の猫や、お友達のおうちの猫などを追加で登録したりすることもできます。
『にゃんトーク』をきっかけに猫の気持ちに寄り添い、より良いコミュニケーションが取れるようになると良いですね。

にゃんトーク

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iPhone版は執筆時点では英語名の『MeowTalk Cat Translator』になっていますが、こちらのアプリが『にゃんトーク』です。説明文はちゃんと『にゃんトーク』表記になっているのに。

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